1974年12月24日、オールドレイク急行の1等車には9人の男女が乗車していた。
晩餐会を終え、各々は自由にクリスマスイブの夜を楽しんでいた。
しかし、車掌の上げた悲鳴により楽しかった列車の旅は終わりを迎えた。
見つかったのは乗客の死体。1等車両に他の乗客は入れない、つまり残った乗客の中に彼を殺した犯人がいる。長いクリスマスイブの夜が始まる。